jibun16sagashiの日記

あたらしいじぶんをみつけていきます

横浜で森林散歩のすすめ

横浜という地名を聞くとみなとみらいや桜木町を思い浮かべる方が多いと思います。

山下公園港の見える丘公園、大桟橋、臨港パークなど横浜港を眺めながら海を堪能する機会が多いと思います。

デートなどで何度かは足を運んで海を眺めたことがあるかと思いますが、今回は海だけじゃない横浜を紹介していきます。

実は横浜って坂が多い街なんですよ。坂が多いということは元は山ということです。

山を切り開いて作られた住宅街が多く、自然が残る地域は少なくなってきていますが、市民の森として管理され残されている場所がいくつかあります。

 新治市民の森

JR横浜線十日市場駅から歩いて25分ほどのところにあります。

横浜市緑区にある里山の景観が今でも保持されている貴重な森です。面積は67.2ヘクタールと市民の森の中でも広大な面積を有しています。

新治市民の森は人間の農業などの営みの中で作られた里山とよばれる森です。

谷を形成しているところには池や沼ができており自然の水の流れの成り立ちを学ぶことができます。

スギやコナラ、スギなどに囲まれた木々があり、また約70種類の野鳥が生息しているといわれています。ですので野鳥の写真を撮影しにくる方々がよく足を運んでいるのを見かけます。

また昆虫もたくさん生息しており、梅雨の時期には数は少ないですが天然のホタルも見ることができます。

ホタルをみることができるということは自然が保護されている証拠でもあります。

水がきれいで暗さが守られる条件下でしか生息できないので横浜市内では貴重な自然ではないでしょうか。

またサワガニをみることもできますよ。わたしは見つけて大興奮でした。

 

 

三保市民の森

中山駅からバスに乗車し三保市民の森バス停下車徒歩2分ほどのところに位置します。

三保市民の森は先ほどの新治市民の森のからほど近く地域で言うと、緑区と旭区にまたがったところにあります。広さは40ヘクタールほどの面積を有します。

皆さんもご存じの横浜動物園ズーラシアの奥にある里山ガーデンのさらに奥に三保市民の森はあります。

こちらの森はスギ、ヒノキ、シラカシが多く占める森林です。

またシダ植物が多く見ることができます。日本に630種類あると言われているシダ植物のうちおよそ6分の1の種類が、この三保市民の森に生息しています。

また野鳥も多数生息しておりバードウォッチングにも最適なスポットです。

趣のことなる園路が整備されていて、西側には尾根道、東側には谷戸に沿う形の谷道、中央には起伏のあるプロムナードの道があり、地形の変化を楽しみながら森の中を散策することができます。

 

森を散歩する際の注意点

これから夏にかけて注意していただきたいことが服装です

肌が露出していると虫やハチに刺されやすいのでできるだけ露出を避け、帽子をかぶることをおすすめします。

服の色も黒は絶対避けましょう。ハチの天敵はクマなのでクマと同じ色の黒色の服は避けましょう。

またスニーカーや軽登山靴など歩きやすい靴を選んでください。

雨の後はぬかるみがひどく滑る可能性があるので注意して歩きましょう。

傾斜がひどくすべりそうな場所では体を横に向け、カニ歩きで転倒の確率を下げましょう。(横歩きほほうが重心が保ちやすいからです)

ヘビやマムシなどもいるので見つけた場合はその場から離れてください。

もし刺された場合はこちらを参考にしてください

cgi.city.yokohama.lg.jp

万全の準備をし、対策を先に知あっておくことで森の中での危険を回避できることは大いにあります。

リスクももちろんありますが自然が人に与えてくれる癒しや感動はやはり人工物にはかなわない魅力があると思います。

日々の生活に疲れを感じたり、都会の生活にストレスがたまった時はぜひ緑ある森に足を運んでみてください。

リフレッシュして明日への活力を手に入れましょう。